こんにちは!「あなたに寄り添うかかりつけ行政書士」の田中誠之です。
さて、3月1日からは「春の全国火災予防週間」が始まりますね。 実は私、行政書士であり、お寿司屋さんでもありますが、地元の消防団の分団長も務めています。この時期は区域内の警らや設備の点検など、地域の安全を守るために走り回る日々です。
消防の現場に立っていると、火災がどれほど一瞬で日常を奪ってしまうかを痛感します。そこで今回は、分団長として、そして法律と許認可を扱う行政書士として、「万が一の火災から、事業と家族をどう守るか」についてお話ししたいと思います。
1. 大切な「書類」の防火対策、できていますか?
火災の恐ろしさは、建物や命の危険だけではありません。 もし、ご自宅や事務所が火事に遭い、「権利証」「契約書」「遺言書」などの重要書類が灰になってしまったら……? その後の再発行手続きや、親族間・取引先とのトラブルなど、精神的にも手続き的にも膨大な負担がかかります。
特に私が行政書士としてお伝えしたいのが、「遺言書」の保管方法です。 ご自身で書いた「自筆証書遺言」を自宅の仏壇や引き出しに保管している方は多いですが、火災や水害で紛失・消失するリスクと常に隣り合わせです。
そこで、万が一の災害から遺言書を守るための「2つの確実な方法」をご紹介します。
① 法務局の「自筆証書遺言書保管制度」を利用する ご自身で書いた遺言書を、国の機関である法務局で預かってもらえる制度です。原本が保管されるだけでなく、画像データとしても厳重に管理されるため、万が一ご自宅が火災に遭っても遺言書が失われることはありません。
② 「公正証書遺言」を作成する 公証人に作成してもらい、原本は公証役場という頑丈な公的機関で厳重に保管されます。紛失や焼失の心配がないだけでなく、法的な不備で無効になるリスクも防げる「最強の防火・防犯対策」とも言えます。
ご自身の状況に合わせて、こうした制度をうまく活用することが、残されるご家族を守ることに繋がります。
2. 現場の「うっかり」を防ぐ毎日の管理
私は自分でお寿司屋さんを経営しており、食品衛生指導員や危険物取扱者(乙4)の資格も持っています。そのため、厨房での火の取り扱いや、油の管理の恐ろしさは身をもって知っています。
飲食店はもちろんですが、建設業や製造業の皆様も、現場での塗料や燃料の管理には細心の注意を払っていることと思います。 日々の整理整頓や清掃は、単なる美化活動ではなく、「火災予防=事業を守る(BCP:事業継続計画)」の第一歩です。万が一の事故で営業停止になれば、せっかく取得した許認可(建設業許可や飲食店営業許可など)を活かすこともできなくなってしまいます。
3. 「守り」の体制づくり、お手伝いします
火災は予防が第一ですが、「万が一起きてしまった後、どうリカバリーするか」の法的な備えをしておくことも同じくらい重要です。
- 「もしもの時のために、遺言書を安全な方法で残しておきたい」
- 「事業を継続していくための、法務面でのリスク管理を見直したい」
そんな時は、ぜひお気軽にご相談ください。 消防団分団長として「地域の安全」を、行政書士として「皆様の権利と事業」を、両方の視点から全力でサポートいたします!
乾燥する日が続きますので、皆様も火の元には十分お気をつけくださいね。 今日も一日、ご安全に!


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